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2022/11/30

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属人的な見積業務を解消して、精度向上&迅速化を実現!図研プリサイト、組立製造業向け原価見積ツール「COSTLink Qeep」を11月30日から販売開始

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図研プリサイトは、製造業の設計、生産管理、調達など、製造原価に関わる部門を対象とした原価見積ツール「COSTLink Qeep(コストリンク キープ)」を開発し、2022年11月30日から販売を開始します。

製造業において、新製品の売価は、基本的に製造原価に利益を加えて決定します。競争が激しい製品の場合、売価は市場で決まり、許容される製造原価の範囲内で製品を生産する必要性が生じます。近年、製品ライフサイクルの短縮化、技術革新の加速、原材料価格の高騰など、製造業を取り巻く環境の不確実性が高まる中、従来方式の売価決定や製造現場のコストダウンで利益を確保することが厳しくなっており、企画段階でコストを作り込む原価企画の重要性は高まる一方です。

原価企画に重要なのは、利益を上げるための適正な目標原価を設定することです。自社がどれくらいのコストでモノを作れるのか実力値を正しく見積もり、その値と目標原価の差異を分析して経営判断を行っていくのが利益創出の第一歩となります。したがって、実力値を測るための「原価見積」が、適正な目標原価の設定、ひいては原価企画の成功において非常に重要となります。

しかしながら、図研プリサイトが製造業を対象に実施したアンケートによると、原価見積の精度に満足している企業は、見積手法によらず全体の2割にも満たないことが判明しました。

組立製造業の原価見積に関するアンケート その1


また、同アンケートにて見積精度低下の原因を質問したところ、全体の4割以上が「見積・集計手法が担当者ごとに異なり、精度にバラつきがある」と、見積業務の属人化が大きな課題であると回答しました。

組立製造業の原価見積に関するアンケート その2


これらの課題を踏まえて、図研プリサイトは、見積手法の標準化や見積情報の共有を実現するITツール「COSTLink Qeep」を開発しました。本ツールは、原価見積業務の属人化を解消して精度向上と迅速化を達成し、製造業における原価見積のあるべき姿を実現します。


製品の詳細は、こちらのページをご確認ください。