アンケート調査
近年の製造業では、消費者ニーズの多様化や市場の需要変動への対応だけでなく、SDGs(持続可能な開発目標)に対する関心の高まりも相まって、大量生産から多品種少量生産へのシフトが加速しています。また、多品種少量生産の場合、スケールメリットによる低価格化は不可能なため、価格水準を大きく変えず、生産量を少なくして利益を上げるための原価企画、特に、開発・設計部門における「原価見積」の重要度は高まる一方です。
そこで、見積手法の標準化や見積情報の共有を実現する組立製造業向け原価見積ツールを開発・販売している当社は、原価見積に関する課題の現状把握・調査を目的としてアンケートを実施いたしました。
本記事は、原価見積の手法、かかる工数、結果に対する満足度、利用しているツールなど、組立製造業のお客様に回答いただいた結果を掲載しています。(本記事の全文は、下記PDFダウンロードにてご覧いただけます)
貴社における課題解決のヒントにしていただけますと幸いです。
調査方法:インターネット調査(自社調べ)
実施期間:2021年03月09日〜 2021年03月19日
回答社数:製造業37社(一般機械35%、電気・電子機器24%、輸送用機器17%、精密機器13%、その他11%)
Q. 貴社の原価見積の手法について、最も近いものを一つお選びください。
Q. 設計工数の内、原価見積にかかる工数の割合はどのくらいか。
※「過去の類似部品の原価を採用し原価見積りに取り組んでいる」と回答した方を対象
Q. 現状の原価見積の精度について、満足度を教えてください。
Q. 現状の原価見積における課題を教えてください。
※「過去の類似部品の原価を採用し原価見積りに取り組んでいる」と回答した方を対象