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プリサイト式 ナレッジマネジメント

ナレッジマネジメントとは、企業内の各個人が持っている知識の明確化、共有化を図り、そこから新しい知識を生み出して、業務効率や生産性の向上に活用する経営手法です。ナレッジマネジメントは決して新しい概念ではないのですが、ベテラン技術者(特に製造業)の高齢化による離職に端を発した、技術・技能伝承問題の解決手法として近年再び注目されています。

ナレッジマネジメントには 「SECIサイクル」 と呼ばれる代表的なフレームワークがあります。各個人の知識(暗黙知)を共有する「共同化」プロセス、暗黙知を文書や図表(形式知)に変換する「表出化」プロセス、形式知を組み合わせて新しい形式知を創造する「連結化」プロセス、創造された形式知を各個人が体得する「内面化」プロセス、これらプロセスを繰り返して、組織や個人をともに成長させようという考え方です。

情報の共有化だけでは成功しない

昨今、ナレッジマネジメントを支援するITツールが、多くのITベンダーから提供されています。代表的なものをあげると、迅速なコミュニケーションを実現するビジネスチャット、情報の共有化を支えるグループウェア、文書を格納する文書管理システム、文書を検索するエンタープライズサーチなどがあります。

チャットができるグループウェア、文書管理ができるエンタープライズサーチなど、これらツールは日々進化を遂げていますが、前述のプロセスとこれらツールの大よその関係を表すと下図の通りとなります。
ナレッジマネジメントツールの大よその関係のイメージ
ビジネスチャット(Ex. Slack, Teams)-暗黙知の共有-
グループウェア(Ex. Notes, SharePoint)-暗黙知・形式知の共有-
文書管理(Ex. ArcSuite Engineering)-形式知の格納-
エンタープライズサーチ(Ex. QuickSolution)-形式知の検索-
これらのツールは、企業における“情報の共有化”を高度に発展させています。しかし、知識の創造や体得など、“人間にしかできない情報の獲得と処理”が求められるナレッジマネジメントは、“情報の共有化”だけで成し遂げられるものではありません。実際、「ツールを導入して共有化を進めたが、社内に情報が浸透しない」といった課題を聞くことが多いように思われます。

“気付き”を生み出すシステム誕生

私たちは「ナレッジマネジメントを成功させたい」というお客さまの声にお応えするため、「ユーザーの“気付き”を促して、知識の表出化や内面化を支援」する、“情報の共有化”以外の機能検討を2014年から開始しました。

検討を進める中、2017年に“人間にしかできない情報の獲得と処理”をITで実現するテクノロジーとして、人工知能(AI)に出会いました。その後、AIに文書内の”重要語”を判断させることに成功し、重要語同士の関連性から見つけ出した「ユーザーが知らなかった参考となる知識 ≒ 気付き」 を自動で提示するナレッジ活用ソリューション「Knowledge Explorer」を完成させました。
“気付き”を生み出すシステム誕生のイメージ

プリサイト式 ナレッジマネジメントのすすめ

私たちは、情報共有のインフラ整備に加え、情報が利活用される仕組みを構築することで、初めて本当の意味でのナレッジマネジメントシステムになると考えています。また、情報の利活用を促進する「Knowledge Explorer」は、唯一無二の新しいコンセプトを持つIT製品であり、本製品と既存の情報共有ツールを組み合わせたナレッジマネジメントシステムを「プリサイト式 ナレッジマネジメント」と呼んでいます。
プリサイト式 ナレッジマネジメントのイメージ
情報資産の利活用に課題をお持ちのお客さまには、是非「プリサイト式 ナレッジマネジメント」を始めていただき、その効果を感じていただきたいと考えています。

時代とともにお客さまへ価値を提供し続けることが私たちの役割だと考えています。私たちは、AIに限らず様々なテクノロジーを積極的に吸収し、ナレッジマネジメントに役立つソリューション拡張を今後も進めて、お客さまのナレッジマネジメント成功への近道を作り続けてまいります。